順番 | 記述 |
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1. 掛け湯 | まずは、足の方から心臓に向かって掛け湯をして温泉に体を慣らしましょう。 |
2. 入浴しましょう | 5分くらい入浴。 |
3.頭にタオルを乗せよう! | のぼせやすい人は頭に冷水に浸したタオルを。 また温度差の激しい寒い日の露天風呂には温水をしみこませたタオルを。 |
4. 体を洗いましょう | 泉質によっては古い角質を落としてくれたり、汚れを落としてくれるものがあります(美人湯参照)。入浴後は肌を傷めないために、ソープを手に付けて洗う方が好ましいです。 また、酸性泉の場合は刺激から肌を守るためにソープは使わないことをお勧めします。 |
5. 入浴しましょう | 入浴時間の目安 36℃ 40分 39℃ 20分 40℃ 15分 41℃ 10分 42℃ 5分 |
6. あがり湯 | 酸性泉の時は、シャワーで洗い流して下さい。 その他の源泉かけ流しの温泉では、桶に湯口から新鮮な新鮮なお湯を汲みタオルを浸けて絞ったもので体を拭きましょう。肌に付いた温泉成分が浸透して効果が持続します。(3時間) |
名称 | 記述 |
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入浴前後に1杯ずつの水を飲むべし! | 入浴すると血液濃度が高まり「ドロドロ血」の状態になるため、水分補給を♪ |
入浴前には、足先など心臓の遠くから順に十分な「かけ湯」をすべし! | 「かけ湯」は温泉の泉質や温度に慣らすためのものです。 心臓の遠くから順に「かけ湯」をしましょう♪ |
頭には濡れたタオルをのせるべし! | のぼせやすい「内湯」と「夏の露天風呂」では冷たいタオルを頭に。 脳の血管が収縮して危険な「冬の露天風呂」は熱いタオルを頭に。 |
一気に長湯せず、「分割湯」をすべし! | 3分入浴して休憩しまた入浴と分割して3回に分けても9分入浴したことになります。一気に入浴するより、分割浴の方が湯冷めしにくくなります。 ただし、34~37℃の泉温の場合は、最低40分は長湯してください。 |
疲労回復には、膝下の「温冷交互浴」が有効なり! | 膝下にお湯をかけること3分、水をかけること1分、これを3~5ほど繰り返すと末梢血管が広がり、乳酸などの疲労物質が排出されやすくなり、疲れを回復させる効果抜群です。 |
名称 | 入浴法 | 効果 | リスク |
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全身浴 | 肩まで浸かる入浴スタイルで、薬理成分を体に吸収させるのには効果的な入浴法。 | 身体にかける負担が大きいため、消費カロリーが多くダイエット効果あり。 下半身の血液を押し上げるポンプアップ効果でマッサージ効果あり。 |
心臓に負担がかかる。 のぼせやすい。 |
半身浴 | 下半身をしっかり温め、心臓への負担を軽くする入浴法。 (みぞおちあたりまで浸かるのが適当) |
下半身から温泉成分が浸透し、発汗促進の作用がある。 | 上半身が寒く感じる。 かけ湯などの工夫が必要。 |
寝浴 | 寝た状態で温泉に浸かる入浴法。 | 全身浴の気持ち良さがありながら、心臓への負担が軽い。 | 居眠りで必要以上の長湯に注意。 |
浮遊浴 | 浴槽の縁に頭を乗せ、膝を曲げて足の裏を浴槽の底に付けて体が浮いたような状態を作る入浴法。 | 水圧の負担が小さく、肩までお湯に浸かることができるので半身浴より気持ちよく、薬理効果を得やすい。 また、自然に体を浮いたり沈めたりすると脳波がα波になりやすい。 |
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足浴 (部分浴) |
体の一部分を湯につける入浴法。 | 怪我や病気等で入浴できない時に有効。 <温冷交互浴:疲労回復、万病予防> 足浴・手浴で共に温泉3分、冷水1分を3~5回繰り返す事により疲 労物質が排出され、疲労回復効果が得られる。 |
水分の補給はこまめに。 |
手浴 (部分浴) |
手と腕をたらいのようなものにつける入浴法。 | 血行障害がよくなり、筋肉疲労、冷え症が改善されることがある。 42℃で5分ほどつける。 |
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座浴 (部分浴) |
お尻をたらいにつける入浴法。 | 時のうっ血した部分の結構の改善。 38℃位で10分ほど。 |
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分割浴 (反復浴) |
心拍数の急上昇させることなく血流量をアップさせ体の負担を抑えた入浴法。短い時間入浴し休憩することを繰り返す。 | 42℃の場合 足先から順にかけ湯→3分入浴→3~5分休憩→3分入浴→3~5分休憩→3分入浴。 38~40℃の場合 5→3→8→3→3 |
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露天風呂の効果 (頭寒足熱) | 半身浴と同じ、頭を冷やして下半身を温める入浴法ができる。 | 真夏の露天は注意が必要です。 |